甲州市 晩夏の蝶探し
2012年 08月 24日
8月下旬になるとキベリタテハが気になり出すのですがここ数年は個体数が少なくてあまり成果が
出ていませんでした。記録を見ると2005年はキベリ当たり年で小雨の日でも沢山いて採集した
記憶があります。
今年はどうかなぁ~と期待しながら標高を上げていきます。
越冬個体なら大和町あたりの林道沿いでも観察できますが、この時期は標高を上げるのが賢明ですね。
まぁ里の暑さは尋常ではないのでそれだけでも高標高を目指してしまいます(笑)
3ヵ所回ってみましたが現れたのはわずかに2頭のみ。。少ないなぁ。どちらもピカピカの個体だったので
これからがピークかな?
コンクリート壁に集まる個体を探すやり方だと楽ですが写真が味気ない。。
キベリと違ってエルタテハはいつになく個体数が多くて車で流してるだけでも沢山飛んでいました。
やはり背景は壁になってしまう(笑)
期待していたシータテハも少なくて標高を下げた1カ所で3頭のみでした。
タテハ以外だといつもはあまり見ないスジボソヤマキチョウが結構飛んでいました。
ダムを背景に☆
アサギマダラも数年ぶりに沢山の個体が!フジバカマはだいぶ咲き進んでいましたが周辺を沢山の
個体がグライダーのように飛び交ってる様は見応え十分でした。今思えば動画でも撮ればよかったなぁ。
エルタテハほどの小さな個体がいたので採集。
猛暑の影響かヒョウモン類は極端に少なくてたま~に飛び出すぐらい。
期待したツマジロウラジャノメも飛び出さず。
帰り道、数年前に絶ったと思われるゴマのポイントに立ち寄ってみると草丈が伸びてワレモコウ激減。
近くに伐採地ができていましたが数年遅かった。。
以前に現地で教えてもらったムモンアカのポイントを見てみるも姿なし。
少ないらしいし観察に不向きな場所なのでしょうがないか。
さて前回ゴマとヤマキに思いっきりフラれてしまったので近いうちにリベンジ予定です。
ゴマシジミは見れるところも採れるところも減ってしまいましたね。保護も採集もほどほどに、ですかね。
この時期のタテハの良い絵を撮るなら山頂、尾根筋、河原などが良さそうですがいつも楽をしてしまいます(笑)
よく通う山梨県下の里ゴマはほぼ壊滅。保護地と富士山麓にわずかに残るぐらいです。私が知る産地も出会えて1~2頭と厳しいです!採集は状況を見ながらにしています。