ベニヒカゲ ~雨のやみ間に~
2014年 09月 06日
ということで1週間以上間をあけて8月下旬に再び訪れてみることにしました。
登りはじめは前回よりも日差しが多くヒョウモンやタテハ、ヒカゲ、アサギマダラ等が相変わらず多い。
ポイントへ近づくと前回よりも手前からベニヒカゲが現れ、案の定♀でした(^^)
ポイントへ着くと前回ほどではないものの、多数のベニヒカゲが舞っていてそのほとんどが完品。
当日羽化してまだ飛べない個体も多く前回同様に時期はドンピシャといった感じでした。
♀が飛翔している姿は茶色が薄く、だいぶ擦れた個体なのかなぁと一瞬思ってしまうほどですが
ネットインしてみるとピカピカ。♀は飛んでいる姿より訪花していたりする姿が美しい!
後翅の白紋も個体によってかなりのバラつきがあって、大型で白帯が広い個体はクモベニのような
風格があって素晴らしいの一言でした。
少し楽しんだところで急に天候が悪化。黒い雲が山の上から現れあっという間に太陽は姿を消し
土砂降りの雨に…。仕方なく雨宿りをしながら昼食を。本当はベニヒカゲが舞う青空の下で食べれれば
最高だったんですが、朝だけでも晴れていてくれて運が良かった!
しばらく様子を見ているとほんの数分、ちょっとしたやみ間があってそういった瞬間にパラパラと
ベニヒカゲは飛び出してくる。
高山蝶は厳しい環境で生息しているだけあってタフというかほんの一瞬を
狙って飛び出してくる姿には驚きました。
こんな濃霧で雨の降る状況でも一瞬のやみ間にベニヒカゲは飛び出してきました。