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蝶のある生活を徒然なるままに

カテゴリ:かつての探索回想( 5 )

これまた10年ぐらい前の話でしょうか。良い時期に行けば何とかなるだろう、1頭でも
見れれば…、と結構行き当たりばったりの探索が多かったんですが、そんな感じでも
2~3回行けばお目当ての対象種にはたいてい出会えてそこからその種の生息環境とか
良い時期なんかも分かってきて探索のし甲斐があるってなもんですがどうにも相性が悪い
というか、よく分からん!で結局最近までご縁がなかったのがヒメギフチョウです。

当時は山梨県内でも可能性は十分にあったし、もう少し足を伸ばした20号線沿いとかも
産地自体はしっかりしていたと思いますがこちらは素人なのでもう少し先の八ヶ岳周辺へ
出向きました。「良い時期に行けば何とかなるだろう、歩き回る体力はあるぞ」と意気込んで
乗り込み、何となく良さそうな尾根へ上がってみたり沢沿いを歩いてみたり別荘地周辺で探したり
したものの全く影も形もなし!特別保護区の看板があるあたりもネットを置いて歩いてみた
んですがいない!最後にはネットを持った人でもいないかなぁ…なんて蝶よりも人を探しだす
始末で。それでいて人の多そうな超有名ポイントは行きたくない!なんて変な信念が邪魔を。

八ヶ岳の東側がダメだったので西側で探索するも同じ結果。この時点で緊張の糸が切れて
その後計画は立てるも結局行かないで終わってしまうことが何度か。やっとネットインできたのは
2014年でした。昨年までで3ヶ所の産地でネットインしていますがまだこの蝶に慣れない(^^)
というかヒメギフが生息している環境って変化に乏しいというか、良さそうな環境がずーっと
広がっててどこにでもいそうなんだけどいない。飛んでいるのは局地的でちょっとでも外すと
全くいないとか。
岡谷辺りで探索した時もいかにもな林道が二股に分かれていて、一方は飛んでるけどもう一方は
1頭たりとも出て来ない。なんでだ(笑)!!しかも明るい空間じゃなくてやや暗くて藪っぽいところ
ばっかり飛んでるし。かといって八ヶ岳周辺では日当たりのいい空間でヒラヒラやってるしなぁ。

なんだか相性の悪い蝶って誰にでもあると思うんですけど思わぬキッカケでいいポイントに
巡り合ったり今までが嘘のように行く先々で発見できたりと好転する瞬間ってのもあるもので。
でも好転をつかむには無駄足覚悟でまずは出撃することでしょう。年末に5ヶ所程良さそうな
場所を選定したのでこの春に勝負してみたいと思います。
null覚悟で一発勝負!とか言えればカッコイイんですがね、自分はそこまでの男ではないので
朝一で既知ポイント回ってからかな…(笑)

長野県の野外品。かなりダッシュしたんだよなぁ…。色白美人さん。
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同じく長野県産。昨年の飼育個体は良いサイズに育ってくれました。赤の上り方は結構個体差あり。
赤の強い個体同士で累代したらどうなるんだろ。
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by aisutorium | 2016-01-04 14:17 | かつての探索回想 | Comments(0)
過去の記録を漁っていたところ10年前にもこれまた珍しくギフ探索をしていたようです。
10年前と言えば2006年。この頃は近場の神奈川県や山梨県をよくウロウロしていた時期で
紙の媒体に当日の目撃種、天候、周辺の環境なんかの情報を割と細かく記録していて
我ながら結構マメにやってたんだな~と感心しながら読んでおりました。

探索場所は精進湖を見下ろす尾根。また何でこんな変な場所にこんなギフ素人が
出向いたのかと言うと、当時は富士五湖周辺をよくウロウロしていて何となく土地勘が
あったのと、ネットを活用し始めた時期であり恐らくどこかで地名を目にしたんでしょう。
探索したのは4月の下旬。湖畔に車を停め尾根に取りつきました。
ポカポカ陽気で登っている最中はコツバメが多く、尾根筋にはヒオドシチョウの行列。
スポット的にミヤマセセリが出てくる感じで、そういった蝶も当時は目新しかったので結構
飽きずに歩いていた記憶があります。明るい尾根道に何カ所か良さそうな空間があり
そこで待ってみることに。時折キアゲハが乱入してきてドキッとさせられるも主役は出て来ません。

主役がいなけりゃ食草でも探してみればいいんですが当時の自分にはそんな考えは
微塵もありませんので(笑)それでも気持ちのいい天気だったのでしばらく粘ってみたものの
結局目撃すらなしで遠くに鎮座する富士山を見ながら下山したのでした。
ところでこの辺一帯ってギフチョウは生息しているんでしょうか。目撃や採集例、卵も得られたことが
あるようですが地理的にはとっても微妙な場所に位置していて「かなり微妙な産地」と言わざるを得ない
気がします。恐らくは隣接する身延町方面から飛来した個体が稀に採集され、なかなか安定して
定着はできなかったものの偶発的に飛来個体が産卵し発生していた時もあったのではと推測しています。
もし最近の記録がないとすれば、この場所がどうこうよりも飛来元の産地が余力不足なんでしょう。

それにしてもギフチョウってどのくらい遠くまで飛来するんでしょうね。大発生した年には
分布拡大を狙って拡散する傾向はあるようですが、もっと身近な現象で言うと「吹き上げ産地」
とか。麓で発生して最盛期過ぎに尾根筋なんかに登ってくる程度の移動なのか、はたまた山を2つも3つも
越えて彷徨うのか。GPSでもつけて追跡できればなぁ…。

過去に「こんな場所でギフが?」というような生活感漂う県道沿いなんかを飛翔する個体を目撃したことも
あるので意外と体力の有り余った放浪癖のある個体は遠くまで飛翔するのかもしれないですね。
そんなことを考えているとちょっと遅めの時期に「もしかしたら…」な場所に出向いての一発勝負!
なんていうのもワクワクしてしまいますが(^^)

画像は今回のお話とは全く関係のない新潟低地の個体。個体差を楽しめるのは多産地の魅力ですね。
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by aisutorium | 2016-01-03 21:59 | かつての探索回想 | Comments(0)
新年を迎えるとなぜか過去に思いを馳せてしまうのはなぜでしょう。

色々思い起こしてみた中からブログ開設前の探索で当時としては珍しくギフチョウを求めて
彷徨ったときのお話でも。
当時(10数年ぐらい前)は完全に単独での探索でポイント情報はゼロ、仲間もゼロ。
図鑑に載っている物凄く粗い地名ぐらいしか頼るものがなくネットもほとんど使えない
状況でした。蝶の習性とか細かい発生時期がどうとかそういうのが全く頭にない時代ですね。
車で行動し始めた時期で、東京住みの自分としては山に行けばなにか珍しいのいるでしょ!
ぐらいの感覚でした(笑)

そんな自分がなぜ急にギフチョウだったのか思い出せないんですが恐らく当時ウスバシロチョウを
初めて採集し、その同類項としてのギフチョウが気になったんじゃないかと推測してみました。
さて当時の自分が潜り込んだ場所は宮ケ瀬湖の西側を流れる川を遡った先の尾根でした。
図鑑だけが頼りで何も分からず全くもって闇雲に走った末に迷い込みました(^^)
途中、林道脇に車が数台駐車している場所があり、釣り場所とは違うし今思えばそこはポイントで
先輩方に話でも聞かせてもらえば良かったんでしょうが当時はそんな考えもなかったんですね(探索時期
としては間違ってなかったんだ)。

道路脇に駐車して山に入れそうなところを探していると獣道がありとりあえず登ってみることに。
これでもかと言うほど成長した杉林の急な斜面をしばらく進むと急に明るくなって所々にツツジが
満開でなんかいい感じになってきました。他の蝶類はどうだったかというと、当時未採集だった
ミヤマセセリやコツバメの標本が残ってないのでたぶんいなかったか見落としていたか。
明るい尾根をさらに進むとほどほどに空間があり、両脇にはツツジが満開で今にもギフチョウが
絡みそうな状況でしたが何往復かしてみたものの一向に飛び出さないのでそそくさと下山してしまいました。

今なら朝からポイントへ入り食草探しを含めてもう少し広範囲を歩いて環境を把握し
昼過ぎまではじっくりと勝負するでしょうが当時の自分には無理な注文ですね(^^)
しかしこの周辺って恐らくはほとんど放蝶なんでしょうが噂が出ては消える地域で当時この周辺で
採れていたポイントは今の自分が知る限りでは4~5ヶ所あったようなので、たまたま潜り込んだ
あの尾根でも十分に可能性はあったように思います。
今でも最盛期に歩いてみるとワンチャンスあるかも!?

さてこちらの個体は60年代の神奈川ギフです。頂いたモノですがこの時代ですから
他地域の遺伝子は混ざってないと思います。
展翅が「昔の標本だなぁ…」ってな感じだったし(それはそれでヴィンテージの味なんですが)
高さも全然低いので再展翅を試みてみました。初めての行為によくこの個体でやったなと
我ながら思うわけですがなんとか破損せずに無難な形におさまりました。しかし毛の処理がどうにも…。

カリカリの古い標本がフニャフニャになるのってなんか変な感覚…
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展翅次第でイメージはいくらでも変わってしまいますね。丁寧にやっただけ
それが標本から伝わってくるので手は抜けません。展翅してるときってたぶん
人生でもっとも集中してる時間で間違いないかと(笑)
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by aisutorium | 2016-01-02 07:57 | かつての探索回想 | Comments(0)
7~8年前に本格的に探索を始めた頃は自分の好きなタテハチョウやシジミチョウをメインに
地図を片手に環境もよく分からないまま色々と歩き回っていました。
今から思えば当時の探索対象は「普通種」でしたが経験が浅く、数が採れなかったり発生時期を
当てるのが難しかったり、♀が採れなかったりと苦戦も多かった記憶があります。
よく通っていた山梨県ではかつてヒメギフを産したという甘利山がお気に入りで7月頃によく
探索をしていました☆
標高800メートルの看板を過ぎ少し行くと沢へと降りる獣道があってそれを奥までつめると
スジグロチャバネセセリの発生地になっていて、なかなか見つけづらい本種と確実に出会える
ポイントでお気に入りでした!
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ただ数年後にポイントまでの獣道に工事が入り、また藪も茂ってとても入りづらく
なってしまってそれからはご無沙汰になってしまいました。。今でも生息はしていると思うんですが。
さらに標高を上げていくと林道が何本かあってここではヒョウモン類がとにかく多く、そのうちの環境が
良さそうな林道ではメスグロヒョウモンの♀が採りやすい場所があって、さらに林道を進むとキバネセセリ
が豊産しイモ科の白い花に多数が群がっていた(^^)当時キバネセセリはアオバセセリ同様にセセリの
中でも異質なイメージで出会ってみたかったのでこの光景には感動したのでした。
林道の入口付近にはミドリシジミも発生していてなかなか面白い!
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ここから山頂にかけてはヤマキマダラヒカゲやアサギマダラ、クジャクチョウが多く、非常に大型の
ゴイシシジミが発生するポイントもあって探索のし甲斐がある!
ということで久々にこの地を訪れたくなったのでした☆当時は年に何回も通って発生時期を見ながら
探索していたんですが、いずれも最盛期だったり種によっては発生初期で狭い範囲に多くの個体が
溜まっている時期を当てるのがお楽しみ倍増の秘訣かなと思います(^^)
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by aisutorium | 2014-01-26 13:01 | かつての探索回想 | Comments(0)
車移動で本格的に各地で蝶の採集を始めたのが2005年だったと思いますが
山梨や神奈川を中心に何の情報もなく手当たり次第に探索していました。
無駄足も多かったですが、意外な発見や環境の見極めなどこの頃の経験がベースとなり今でも
活かされています!
山梨では晩夏から発生するタテハ類やアサマシジミ、ゴマシジミ、クロヒカゲモドキ等の探索を中心に
富士山麓の草原性の蝶やピンポイントでの探索へと変移していきました。
不意に出会う蝶も多くてその中でも好きだったのがオオミスジです☆
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♂は特徴的な翅の形で、♀は大ぶりでカッコイイ!姿を見るのはいつも食草のアンズやスモモの
周辺で、まとまった数が見られることが多いです。初めて出会ったのは韮崎の穴山だったかなぁ。
当時よく通った甘利山山麓でも少なからず見られました。お隣長野県の奈川でもゴマシジミ探索時に
発生末期の本種が沢山舞っている場所がありました。
また塩川ダムから信州峠へ抜ける道中、ゴマシジミのポイントからさら北上したところで良いポイント
を発見したのもこの頃だったなぁ。かつてはゴマシジミも生息していたというこの周辺では
ヒメシロチョウや樹上に舞うムモンアカシジミも見られまた里から深山へ少し行けばゼフやコムラサキが
多い場所もあってなかなか楽しい場所でした!
1番の思い出はゴマシジミ探索中に発見したオオヒカゲですね(^^)
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山梨のオオヒカゲってなかなか「珍」だと思うんですがあまり情報もなく現状が分かりません。。
発見したのは湿地だったので干上がってなければ今でも細々と生息しているハズ!?なんですけどね。
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by aisutorium | 2014-01-13 22:50 | かつての探索回想 | Comments(0)

by BUTTERFLY BRINGS☆