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蝶のある生活を徒然なるままに

カテゴリ:ボヤキ( 14 )

東京のとある寺が地域の環境保全の一環として山梨県から採ってきたオオムラサキの幼虫(卵?)を
飼育して羽化したらその場で放蝶していることを最近知りました。どうやらもう何年も毎年毎年山梨から
幼虫を採ってきては放しているようです。

以上の3行を読んでどんな感想を持ちましたか?
虫を趣味としている者なら大きな違和感を感じるのではないでしょうか。私はすぐ辞めるべき行為だと
思いました。最初は趣味で毎年飼育をしていて飼育スペース内で累代飼育でもしているのかと思い
調べてみると事情が違いました。

どうやらかつてはオオムラサキが舞う豊かな雑木林があったものの開発によって環境が悪化し絶滅して
しまった。そんななか地域の街づくりとしてかつてのような豊かな自然を回復させるべく取り組みを行って
いてその一環として放蝶してるんだとか(笑)

意味が分かりません。航空写真を見てみると一帯はオオムラサキが生息できそうな規模の雑木林は
全くありませんでした。周辺は全て宅地に囲まれ生息できるならゴマダラチョウやアカボシゴマダラぐらい
じゃないでしょうか。環境の質までは分かりませんがオオムラサキのことを少しでも知っていれば分かり
そうなものですがね。
山梨県産オオムラサキ
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関連したブログや書き込みには「貴重な蝶を保護している」とか「住み着いてくれれば良い」などの
あさっての方向を向いた意見がほとんどでしたので、この場で問題点を書き出しておきましょう。

①遺伝子の攪乱を起こすので放蝶はやめましょう(生物を取り扱う上でやってはいけない行為です)
余所から持ってきた虫をむやみに放してはいけません。他地域の個体群を採ってきて放すことは
もともと生息していた個体群と混ざり遺伝子の攪乱を招きます。その地域特有に進化した特徴を壊す
行為です。今回の場合は既に当地の個体群は絶滅している可能性が高いようですが多摩丘陵など
周辺に生息するオオムラサキと山梨県のオオムラサキが交雑しない保証はありません。

②在来種が絶滅しちゃうかもよ
同じエノキを食樹とするゴマダラチョウは現在外来種のアカボシゴマダラと過酷な生存競争を強いられて
おりますがそこへオオムラサキがやってきたらどうでしょう。しかも狭い雑木林内での話なら。幼虫~成虫
までの各ステージで競合に負けて生息できなくなってしまうかもしれません。放蝶はもともと生息していた
蝶を絶滅に追いやる危険があります。ある種が滅ぶかもしれない行為の裏で保護と微笑む。怖いことです。
ジャコウアゲハとホソオチョウの例を見て学習しましょう。視野を広げて物事を見ましょう。

③生息できる環境があってはじめて生息できるのですよ
毎年毎年、何百、何千とオオムラサキを放蝶しようが生息できる環境が整ってなければ意味がありません。
放した数だけ無駄死にです。かわいそうです。オオムラサキの生息に必要な条件の検証、食樹の把握と
越冬の確認、餌場の十分な確保など調査は行っているんでしょうか?自力で生息できる環境にあるんで
しょうか?そうじゃないから毎年無駄に放蝶してオオムラサキを消耗してるんでしょうけど。

④子供たちに間違った認識を与えるので安易な放蝶はやめましょう
外国産の虫を手軽に買える時代ですが死ぬまで面倒をみるのがスジです。決してかわいそうだからと
野外に放してはいけません。虫に限ったことではありませんが在来種が追いやられて住めなくなったり
交雑してしまう危険があります。かわいそうだと思ってした行為が大きな悲劇を生むことになります。
しかしこのような認識はあまり徹底されていません。メディアをはじめ生物の保護関連の話題は受けの良い
貴重な「美談枠」であり間違った行為であっても当事者は周りからの賛同を受けやすく気持ち良くてなかなか
間違いに気づきません。そういった中で子供達が育つとどうなるか、お分かり?

⑤毎年山梨のオオムラサキを消耗してるってのもねぇ
居付きもしないオオムラサキの幼虫を毎年採ってくるのってどうなの。累代飼育が基本だと思いますが。
それができないから採ってくるんだろうけど、その程度の技量で一つの生物をコントロールできるんで
しょうかね。あとオオムラサキの幼虫は寄生されてたりしますが寄生生物も放たれてしまうってことか。

前にも言ったと思いますが現在はいくらでも情報を入手できる時代です。一つの方向からだけ物事を
見て行った行動はすぐに見透かされてしまいます。物事の良い面、悪い面を自分で調べて自分の頭で
吟味して行動に移すべきです。この工程をないがしろにすると物事がおかしな方向へ向かってしまいます。

また感情論で物事を推し進めるのも疑問符がつくことが多いです。かつてはすばらしい自然があった
のでしょう。でももう失われてしまったのですよ。今ある残された自然を最大限に活かすのがスジだと
思います。余所からあれやこれやと生き物を持ってきてたとえ居付いてパラダイスができたとして
なんの価値があるの?それだったら温室でも作って生態系を再現して観察できるようにしたほうが
教育にも良いと思いますが。

あと検索して出た記事で飼育したオオムラサキを「自然へかえす」ってな表現が出てました(笑)ものすごい
違和感。それ危険行為だから。かえすなら採集した山梨の雑木林に帰してしてちょーだいね!!
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by aisutorium | 2017-03-01 17:00 | ボヤキ | Comments(2)
前回とは対照的な内容ですがたまに多人数でやることもあるんです(最近はないけどね)。
こんなときは単独とは一味違った空気があるんですよねぇ。

まず行き帰りは退屈じゃないので楽しい。情報交換や裏話なんかで盛り上がります(^^)
ポイント内では良い面と悪い面があるわけですが、良い面は沢山の目で探せること。
自分が目撃なしの状況でも他の人が目撃したり良い場所を見つけることがあります。
自分一人だったら「ここいない」ってなっていたかもしれませんから、天と地の差ですよね。
1頭でも出会えれば♂か♀か、鮮度はどうか、飛翔場所はどこかってな状況から作戦の
立て直しもできるし有利になります。
あとは山奥での心細さが軽減されること。やっぱり道の上だけでやるわけじゃないので
怪我や危険生物との遭遇などの恐怖がありますが多少は解放されます(油断禁物ですが)。
ギフチョウの多産地なんかでは「ちょっと変わった個体が採れたよ」とか見せてもらえるし。

悪い面としてはポイントが狭い場合はやはりやりづらいですねぇ。自分がネットインできる機会が
減ってしまうし良い個体を採られちゃったときはクヤシー!まぁ自分はこういう時は裏道にそれて穴場と
なるような所を探しますね。ギャンブル的になりますがみんながひしめき合ってやっている裏で
「こっちの方が良いのになー」とニヤニヤしながらやるのはたまりません(^^)
かつてオオゴマ探索のとき、良い場所は先輩方に取られてしまって自分がいる場所は
ほとんど出ない…。思い切って山を少し下り彷徨っているとオオゴマがブッシュの中へ入って
行くのが見え、もしかしてと思ってブッシュをかき分けてみると中は食草の群落でオオゴマが
沢山舞っていたのでした!外からは見えない場所で良い時間を過ごせました(^^)

また世の中にはツアーなるものがいくつか存在するようですが個人的な経験から言うと上記のような
内容は結構当てはまります。自分にはやはり多人数は合っていないような気がすると言うか。
まぁ肌で感じる部分ではありますが「絶対採る!譲らない!」ってピリピリしてる人も少なくないんです。
自分としては「趣味は楽しくやる!」ってのが絶対的な前提なのでこういう空気はちょっとねぇ。
「俺はこっちの山に行きたい」「私は反対の山が良いと思う」なんて意見が割れて険悪ムードなんて
こともあるし、1頭も採れなくてあからさまに不機嫌になる人もいる。自分の採集品を横取りされたり
素手で触られたり漁られたりしたことも。ブッシュ化して明らかにダメだろって所に案内されちゃったり。
天候や発生状況が悪い等はしょうがないけどお金払ってるのに!ってなっちゃう(^^)
採れれば良いけど採れないことが多かったのでそれならば仲間内だけで探索しようってなことで今に到ります。他にも色々あるけど、まぁ多人数の良さってのも沢山あって情報量も多いし楽しい出会いもあるんで完全に個人個人のスタンスというか、好き嫌いで分かれるところだと思います。それぞれが経験して自分で決めることだと思うんでね。

さて、高知県のクマソを外しました。この個体キレイですわー!
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by aisutorium | 2017-01-20 09:53 | ボヤキ | Comments(4)
蝶探索には色んなスタンスの人がいると思いますが自分は基本的に情報もなく1人で
探索するスタイルで長年やってきました。仲間と一緒にっていうのはここ4~5年の話。
まぁ今でも1人で出かけることは多いので昔のスタンスが大きく変わった訳ではありませんが
1人だからこそ感じる不安ってありますよねぇ。

自分は以下のことをよく感じます。

【野生動物】怖いです。特に熊さん。山梨県甲州市の焼山沢の奥地とか三窪高原とか細い獣道の
両脇を背丈を超える笹が覆い視界が悪くとにかく怖かった。5月の雪深い地でのギフ探索も雪で進めず
山奥で車を置いて歩くことも多く苦手ですねぇ。良く出会う鹿さんも至近距離での出会い頭では向かって
来ることもあるようなので油断禁物。あと自分はサルが大嫌いです(*_*)

【ダニ】あまり被害にあったことはないんですが雪の少ない地域なんかでは笹をすり抜けると取りついて
いることがありますね。ギフのポイント付近の下草が笹ってことがあって気になって楽しめなかったことも。
まぁギフが出てきたら笹でも何でも突っ込みますが(笑)一人だと目の届かない所とか気づきずらいのも嫌!

【怪我】自分は無茶はしませんが攻めの姿勢は忘れない。そうするとたまに大コケすることがあります。
幸い今まで大きな怪我はありませんが、帰りの運転とかモロモロ一人で対処しなきゃいけないとなると
万が一が怖いですね。

【人目】怖い、、と言うより嫌いかな。超嫌い。いくら目的の蝶が乱舞していても人が多かったら
楽しくありません。同じ趣味の人と言うよりは登山客や一般の人が特に。
なので数が減っても斜面の反対側に回り込んで静かにやっているほうが安心して楽しめますねぇ。
自分と蝶、集中して対峙したいので他の要素が入ってくるとダメなんです。一人探索の時は特に。

【寒気】オバケが沢山いると・・・、ではなく(^^)気温の変化や地形的に冷気が溜まってたりして
急に鳥肌っが立ったりすると心細くなります。春先に多いですねぇ。あとかつて一度だけ廃村に遭遇したとき。
これは別の種類の寒気でしたが…。

【NULL】これが一番怖いか(^^)特にギフなんかは一発勝負というか、他に副産物もなくいなければ
アウト。多産地ならリカバリー可能ですが希少産地は帰りの車内で一人切ない思いをします。。

山梨南部や神奈川でも結構いやがる。
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by aisutorium | 2017-01-08 12:28 | ボヤキ | Comments(2)
2010年代、価値観の変化が間違いなく起きていると思います。まさに今です。

その要因は産地の荒廃、消滅、それに伴う条例や法律の締め付け強化。能動的ではなく
しかたなく変化せざるを得ない状況になったと思います。
自分としては子供の頃によく夢見た国産種を1種でも多く自分の手でネットインしたい!という
夢と言うか目標はいつしか消えてなくなっていました。現在は自分の好きな種、好きな産地を
極める、あるいは飼育での可能性を見出してみるという事に重点を置いています。

「飼育に活路を見出している」「あれもこれもではなく自分の好きな種を突き詰める」
「欲しい種はネットで買っちゃう(笑)」

この3点が思いつく価値観の変化であり今後間違いなくこの方向性は色濃くなるはずです。
非常に無駄のない、かつ満足度が高い路線なのではないかなと思います。飼育に関しては
今後さらに活発になってくると予想していますが、それに伴って蝶ではなく食草目的でのトラブル等が
増えるものと思います。ただ個人レベルでの飼育の広まりは絶滅阻止には一役買うかもしれません。
今でも貴重な遺伝子を累代飼育されている人がいる訳だし無能で意味のない自己満足の放蝶なんかよりは
100倍有効で後世に期待をつなぐ手段だと思います。

では淘汰される(されて欲しい)今後古くなる価値観とは何か?それは自分の欲を回りに求める
やり方です。あるいはそれの受け皿になるようなもの。例えば採集マップ。本当になくなれば良いと思う。
特に人気種の産地、絶対に間違いなく荒れます!炎上します!

いつも思うんですよ、なんで過去にも繰り返されてきたことが未だに理解できないの?
何度も繰り返すの?アホなの?
人気種は本当にやばい。ギフチョウの○○型とかヒサマツ、クモツキ、オオゴマ、アサマ、キマルリ。
早ければ2年もあれば荒れますよ。飼育目的で食草を根こそぎとか周辺住民に煙たがられるとかも
含めてね。これって誰も責任の取りようがないし悪化したイメージを回復するのもほぼ不可能。

だからこんなアホ丸出しの時代錯誤なものはとっとと消えてもらって、我々は静かに目立たずに
紳士的に蝶屋をやる。これしかないんです。自分はそうするし後ろ盾もなく世間の風当たりも厳しい
昨今、こうする他ないです。なんだか半分未来予想みたいになってしまいましたが、2~3年後
あながち外れてないやん、てな事になっていると思いますよ。
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by aisutorium | 2016-11-21 20:30 | ボヤキ | Comments(2)
先日の探索で信州秋山郷の各産地は未発生~発生初期だったので、このゴールデンウィークは
ちょうど良いんじゃないかと思い友人を誘って秋山郷へ探索に出かけました。

夜中に出発して早朝にポイントを一通り見て回って、朝一で飛び出しそうなポイントに決め車を駐車。
のんびりと朝食を食べつつ1時間ぐらいしたところで陽が射しだしました。ほぼ同時に本日1頭目の
ギフチョウが飛来。鮮度はまずまずでその後も順調にギフチョウが出てきます。そのとき1台の車が
現れ我々の車の後ろに駐車。網を持った人が4人出てきました。
どうやら蝶の採集ツアーを主催している東京の業者であり面識はありますが、我々がやっている場所に
なんとトラップを仕掛けだしました。まさかここでやる気なのか?と呆気にとられているとツアー参加者を
均等に配置し早々に網を振り始めました…。トラップは我々がやっている上方50メートル、下方150
メートルにわたって3~5メートル間隔でびっしり設置されています。お分かりのようにギフチョウ用ではなく
ポイントごと占拠するためのものであり、マナー違反も甚だしい行為です。

林道200メートルにわたってトラップだらけの異常な光景。
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マイナールートではありますが登山口もあり、この時期山菜取りの人もたまに現れる場所でのこの状況は
やりたい放題にも程がある。
ずいぶん迷いましたよ、ブチ切れさせていただこうかと。でもツアー参加者に罪はない。楽しみにして
この日を迎えたんだと思うし朝から喧嘩に巻き込まれたくないでしょう。開き直ったように網を振る主催者に
憤りを感じながらこちらは大人の対応を選択しこの場所を去りました。以前ポイント案内など良くしてもらった
こともありますが付き合いがなくなると手のひらを返した対応をするようです。非常に残念。

あのさ、商売でやっててお客を連れてやってんだから少しは人間らしい振る舞いしろよ。我々じゃなく
お客が困るだろこんな状況。参加した人間もマネして次から同じやり方するかもよ?ほんとさ、虫屋の立場を
自分たちで悪くするような行為は今すぐやめろ。

業者が無料で配布している採集ツアーの冊子、100万回読み直せ。
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朝から本当に気分が悪くイライラしていましたがさすがは秘境秋山郷、野生動物が癒してくれました!
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まぁ結果的にギフチョウは結構採れました。新産地も発掘しました。
まぁそれは次回にでも書きますかね。
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by aisutorium | 2016-05-04 23:40 | ボヤキ | Comments(2)
最近ヤフーニュースで昆虫の話題がいくつか出てましたが
昆虫館の話題はあぁこれが世間の認識だよなと再確認。

「昆虫館に勝手に放虫」
まだ見れるかと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160316-00000003-wordleaf-soci
日頃メディアが垂れ流してる昆虫の取り扱い方通りに行動。
今回は美談にはならなかったようですがね。
こうやって間違った知識を入れられてそれに基づいて良いことをしたという認識で
行動してるわけですから厄介な物件です。
生きた昆虫を販売する業者も★になるまで面倒を見るとか、かわいそうだからって放すことは
絶対に禁止って真面目に啓蒙してこなかったのも悪いと思うなぁ。
サイズが~産地が~珍品が~、なんて話は饒舌なのに肝心の取り扱いの部分はおざなり。

あと虫屋と素人の大きな違いに「かわいそう」という感情の動き方があると思います。
虫屋にとって虫はただの虫だけど素人は変に感情移入したり擬人化したり。
感情論で虫を取り扱いだすと絶対におかしな方向に行くし嫌い。
あ、あと個人的に野外で手乗り成功~とかやっちゃうの凄く嫌いです(笑)
自分も1回ぐらいやってた気もしますが…

さて庭のサクランボが満開です。
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今日はモンシロチョウ、キチョウ、ルリタテハなんかが飛んでいました。
ギフの初見も出たことだし今週末はゴソゴソやりましょうかね(^^)
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by aisutorium | 2016-03-17 18:29 | ボヤキ | Comments(0)
天気次第ですが今週末にもギフの初飛翔が出そうな感じですね。
当ブログのアクセス数も急激に伸びてきたのでこれもギフへの関心の
指標になります。
シーズン前はワクワクする時期ですが自分的には探索マナーを見直す
時期!余所の土地へ出かけて行くわけですから気を使うのは当然です。
しかしながら毎年少なからずトラブルなんかの話が耳に入るわけで…。
なのでマナーの再確認は大事!皆がやるべし。

昨年自分が見たマナーもクソもない事例としては、早朝よりポイントを確保し
まずまずの成果を上げていたオジサンAに対し後から来たオジサンB、Cが
俺たち1つも採れてないからここ譲れやと恫喝しオジサンAを追い出す。
迷いのないクズっぷりが気持ちいい!B,Cは推定70歳ぐらいでした。
さらに自分に対しては「今日は飛ばないから帰った方が良い」「さぁ帰りなさい」としつこく
言ってきました。そのくせこちらが良さげな場所で待機してると周りをウロウロ。必死だな(笑)
結局1つも採れずに山を下りたようですが、人生の仕上げの時期にこの立ち振る舞いは残念。
奥様がいたら指摘していただきたい。「あなたデリカシーのない男は嫌われるわよ」と。

まぁこの事例は対虫屋同士ですからまだ良いものの、誰に対してもこんな物言いであることは
推測できますから先行き不安物件でございます。
虫屋なんて特殊な趣味ですから変わり者も多く、執着や思い込み、妄想が強い方も結構います。
それだけに他人を排除してでも、嘘を言ってでも、自分さえ良ければが多いこと。
その積み重ねが今日の虫屋の微妙な立場を生み出しているのではないんでしょうかねぇ。

地元民用であろう農道付近の駐車スペースに車を停めちゃったり、ロープや山菜採るなの看板が乱立し
相当神経質になっているであろう場所をウロウロしちゃうとか。こういう細かい配慮ができるかどうかが
虫屋として大事だと思います。こういうことができない虫屋に遭遇したら心の中で言ってやりましょう
「デリカシーのない男は嫌われるわよ」と(^^)
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それにしても虫のブログは数あれど自分たちの行動を戒める記事なんてものはほとんど存在しませんね。
この辺にもそういう意識レベルが低いことが現れてるんじゃないかと。

あと自分が残念なのはプロの質の低さ。やれ希少産地、希少型、こんなに採ったぞと煽るだけ煽る。
産地の公表に切り売り。モラルだなんだは発信する気なし。
かと思えば別ジャンルのプロは「昔はいくらでもいのになぁ」「残された自然をそっとしておいてあげて」
「少しも採らないで」「昆虫採集の時代ではない」。昔はこんな人ではなかったと聞いておりますが(笑)
哀愁にまみれた卑屈な意見をただ量産するのは素人だけで十分なんだぜ。
ていうかそれをしたところで何か変わったの?
影響力があるんだからさグズグズ言ってないで前向きな発信すりゃいいのになといつも思う。
条例があるのに開発のために潰された産地とか結構あるでしょ。
そういうところは得意の写真で残して意見しないの?長岡市とか飯田市とか。
それなりのインパクトを持ったメッセージになると思うんだけど。

とまぁ少し話題が散漫になりましたがほどほどのデリカシーを持って頑張って行きましょう(^^)

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by aisutorium | 2016-03-16 00:18 | ボヤキ | Comments(0)
なぜ蝶が好きなんですか?なぜそこまでのめり込めるの?なぜ採れるか分からなくてもとりあえず行くの?
たまに聞かれますがね、理由はないんですよ。逆に理由があれば負け試合なんてしないと思う。
本能のレベル。この感覚をご理解いただける人いると思います(^^)人が何かを好きになったりのめり込むのってある程度メカニズムがあるようです。所詮脳みそが支配していますからそのさじ加減一つなわけですが、例えば「人を好きになる」。その理由を聞けば顔がタイプだから、性格が良いから、声が好き、色々出てきそうですがじゃあなんでその顔がタイプなの?「目が大きいのが好きだから」。なんで目が大きいのが好きなの?「・・・それが好きだから好きなんだよ!」。たぶん突き詰めていくと最終的には理由なんてなくて答えられなくなる。ただ好きだからそれが心地いいから。脳みそは「快」を感じるとそれを忘れられずにまたその状態になろうとする性質があるようです。恋人に会いたいくて疲れていようが遠距離だろうが会いに行ってしまうとか。ちょっと病的になれば〇〇依存症とかストーカーとか。お酒は飲めば「快」になる物質が出ますから依存も多いんでしょう。究極は麻薬でしょうか。
道なき道を行くのも、急斜面を登るのも、ダニに取りつかれようとも、クマに怯えようとも、それでも行ってしまうのはその先に心地よさが待っているから。頭で考えてどうこうじゃなくて感じる領域ですよね。
世の中には無趣味の人って驚くほど多くて、趣味はと聞かれて即答できなくて少し考えて音楽鑑賞とか愛犬と散歩とかカラオケとかドライブとか、まぁ好きなんだろうけど命まではかけてないよね(笑)趣味に命までかけるなんてただのバカじゃんかと言われそうですが本人にしてみたらそれほどのめり込める対象があるって超幸せなんですよ。
だってダニの付いた笹薮に突っ込んで行ったりマムシのいるかもしれない沢を詰めたり、そうさせる原動力が発生するような人生って間違いなく楽しい(本人は)。そしてそのバカと呼ばれた人の積み重ねたデータが後に評価されるなんてこともあるかもしれません。バカと天才は紙一重(笑)

たまにさ、言われるじゃないですか。いい大人がデッカイ網持って大人げない!けしからん!なんて。でも批判には理由が欲しい。今はリタイヤ後に新規の趣味を見つけて始めたり起業したりとかなりセカンドライフが充実している時代です。高齢になってからパソコンを覚えたとかマラソンを完走したとかロック始めたとかアイドルにハマってるとか(笑)もう皆さんかなり奇抜に多彩にやってて、いい大人だからとか年齢的にどうだとかそういう発想自体が完全にお古いと思います。「今どきの若者ガー」とかさすがに今だに言ってるの聞くと恥ずかしいでしょ。
虫が趣味でもよその土地で我が物顔で荒らすようなのは論外だし分けて考えないといけませんがね。それは別の話だけど人の趣味に対してただ単に大人げないとかけしからんなんて、残念な感性をお持ちなのかもしれません。中学時代に通っていた塾の先生が「他人の趣味に訳もなくケチなんてつけるもんじゃないよ」ってよく言っていたのをなぜか今でも覚えています。当時は!??でしたが今なら分かる気がします。勉強したことは受験と共に忘れてしまいましたが、ボソッと言った先生の一言とか意外と覚えてるんですよねぇ(笑)
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by aisutorium | 2016-01-07 20:38 | ボヤキ | Comments(0)
自分的に11月~12月は虫屋モードが完全にオフになります。
特に理由はないんですが体のリズムがそうなってる感じです(^^)
次シーズンの予定なんかは年が明けてからじゃないと気合いが入らないし
年末はなにかと忙しい時期なのでそういうことをあまり考えてないのもありますが。
ブログ記事もボヤキが多くなるかもしれませんが、また言ってるよぐらいに思ってくださいね。


さてタイトルのお話ですが結論を先に言うと
「ブログ等で保護の状況を発信しているか、していないか」です。

保護対象の種、産地は年々増えて離島なんかでも規制の話があるようです。なんとも息の詰まる
時代ですが、指定された保護地で持続的な環境の維持活動などが必要な場合、自治体や民間団体
ボランティア等が対応していると思いますがいつも心に引っ掛かることが一つ。

「なんで保護の状況をブログ等で発信しないの?」です。

町の財産を守りましょうみたいなある種、耳障りの良いあわよくば町おこしの餌にでも(実際
そういうとこあるケド…)なんてパフォーマンスは見るけど、真面目に取り組んでその様子を
公開してるとこってほぼない。

もちろん熱心に持続して発信しているところもあります。記事を読んでいて種の保存って
大変で、色んな障壁があって、一筋縄ではいかない苦悩が見てとれます。
「蝶を保護しています」の文言から想像できる状況と、実際の現場の状況は結構違ったり
してそういった現場の状況を発信することでこちらの理解や感心も深まるわけです。

ですがこういうのは極少数派。たいていは最初の数年だけ。なんとも腰抜け、適当。
こういう「ファッション保護」はそろそろやめにしてもらいたいなと思う。
ブログのトップに「〇〇保護します!皆さんもご協力を」と表示して満足みたいなの。
載せるんなら一回でもそのことに触れた記事を書けば説得力も増すと思うんだけどなぁ。
煽るだけ煽って数年で話題にも上がらなくなり、現地に出向いてみれば・・・。
たまに「〇〇県、〇〇チョウ、保護活動」なんかで検索すると何年も前の記事しか
出て来なかったり。なんだかなぁ。あとは条例制定がゴールでその後はパッとしないパターンとか
私怨、感情論先行型とか。

結局本気じゃないんですよね。なんか内輪で話が盛り上がって使命感に突き動かされて
踏み出してみたものの尻すぼみ。ブログで発信する覚悟もない。
ブログで発信するって覚悟がいると思うんです。
更新が止まれば突っ込まれるだろうし、絶滅させてしまえば批判を浴びる。持続も忍耐も
必要。要はその覚悟がなかったって自ら言ってるようにしか思えないんです。だって最後は
責任をうやむやにして逃げられるから。

ブログなんて20分ぐらいあれば立ち上げられるし無料だし、携帯かパソコンが有ればどこでも
更新できます。それこそ現地で携帯で写真を撮ってその場で投稿だってできます。
70歳オーバーの知り合いもせっせと更新してるし誰でもできる(笑)

そのひと手間をかけられない人がはたして持続的な種の保存なんて任務ができるのかと
単純に疑問なんです。
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福島県西会津町のギフチョウ。懐かしいなぁ。今回の記事との関連?ございません(笑)
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by aisutorium | 2015-12-11 20:45 | ボヤキ | Comments(0)
時代には流れがあります。流行りも廃りも、良いも悪いも、常識も非常識も時代によって
様変わりします。それを感じ取ることはとても大事だと思います。
昆虫でいえばこの数十年、経済発展の犠牲になって沢山の生息地が潰れて消えてゆく
種類も少なくない状況です。メディアが言う、生き物はそっとしておくもので構ったりしちゃ
いけないみたいな空気も存在しますが極論は置いといて、それでも時代は残された自然を
大事にしていこうという流れであることは間違いありません。

ネットを見ていると熱心な保護活動や環境の調査、整備、里山の環境改善の取り組み等
多くの人が携わっています。そこにあって昆虫採集という文化は少し窮屈になりつつある
かもしれません。それこそ昔、昆虫が沢山いた頃の感覚で今でも採集する人もいるだろうし
いるだけ採ってしまう人も食草ごと採ってしまう人もいると思います。そういうのは現状を考えて
種類や産地によって少しだけにしておくとか♀は採らないとか判断しながらやるべきで
それができない人は批判を受けてもしょうがないと思います。
だけど沢山あるブログの中には
「撮影後に飛び去った蝶がその後採集者に採られた。あいつら最悪だ。」
「標本なんかにして何の意味があるのか。夜な夜なそんなものを眺めて何が楽しんだ」
「個人で楽しむだけの標本には何の意味もない」 「虫採り自体禁止にすべき」
「いい大人が大きな網をもってけしからん」 「ネットマンが絶滅しろ」
昆虫採集を一つの趣味とするならばとんでもなく偏見を持たれ差別的な目線で見られ
犯罪者扱いの言動もある。

これって煙草を取り巻く環境に似ていると思います。一つの社会的な流れが現れるとその流れには
なかなか逆らえません。どんどん吸える場所がなくなって公共の場所じゃ全面禁煙はあたりまえ。
携帯灰皿を持っていても学校の教員や大きな企業の社員は吸う場所自体がなくて困ってしまうらしい。
敷地外で吸えば近隣住民から苦情が来る。民間のレストランや施設なんかも分煙どころか最近では
全面禁煙のところも増えてきました。駅の喫煙所は人がすし詰め状態で換気も悪く煙が充満しまくって
何の銘柄を吸っているかも分からなそう。さらに怒涛の値上げ、パッケージには害がありますなんて
書いてあって。
自分は非喫煙者ですが見ていて寄ってたかってちょっとやりすぎじゃないかって思います。
先日、道を歩いてて歩き煙草の人の後ろにいた若い女性が思いっきりゲホゲホ咳き込んで
喫煙者を睨み付けながら通り過ぎてゆく光景を見ました。歩き煙草の条例がなくても
喫煙者ってこんな扱い受けてるんだと少し同情してしまいました。

エコや自然保護が現在の時代の流れでしょうが、一般的に社会的な一つの流れができたと分かると
それを後ろ盾に過剰に反応したり理不尽な要求をしたり、差別的な目で見たり、モンスタークレーマー
みたいなのが必ず出てきます。ゲホゲホやるのもその一つです。
昆虫で言えば「採集行為は全面的に禁止にしろ」とか。客観的に見てもこれは極論過ぎるし
過剰要求。あとネットマンみたいな蔑称味の強い名称も使う側の意識に疑問を感じます。
こういう少しインパクトのある名称を付けてネガティブな使い方をする行為は
対象者の評判を下げたり、知識の無い第三者を扇動したり、いじめの現場とかでよくやりますね。
こういう意識にあっても時代は進んでいるし、認識も変わっていますから探索対象の蝶にだけに
敏感にならずにこういう部分にも敏感になるべきです。
蝶ブログをいろいろ検索して見てみるといいです。ニュートラルな立場で見ていると色んなものが
見えてきます。時代の流れに乗って一線をこえた過剰なものは時代に逆行しています。
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by aisutorium | 2015-06-24 20:52 | ボヤキ | Comments(2)

by BUTTERFLY BRINGS☆