ヒメギフチョウ ~ようやく見慣れてきた~
2015年 05月 11日
雨マークが…。かなりやる気だっただけに意気消沈。。
が、八ヶ岳方面は快晴のよう。蝶仲間からヒメギフの案内を頼まれているので、その下見もかねて
行くか!と出撃することに。
昨年はウスバシロを採集しつつ環境や発生地の状況等を探索したんですが、今回はそれよりも
2週間早い探索。まずは八ヶ岳の西側の沢に潜り込み、昨年よりも奥まで歩いてみると
やや明るい空間が現れ、「いそうだな」と思っていると早速ヒメギフが桜に絡んでいました。
キレイな♂で時期的にピッタリだなと思ってみたもののその後はくたびれた個体が多く、なんとか♀は
綺麗な状況でした。今年はもう最盛期を過ぎてるよう。
白樺湖へ移動し昨年下見しておいたポイントへ。歩き出すとすぐにヒメギフが!これまた綺麗な♂。
狭いポイントながら蝶道をなぞるように同じコースを新鮮な♂が飛んでくる。この周辺は環境が良く
おそらく他にもポイントが眠ってそう!
今回の建前は下見なので長居せず、さらに標高を上げ探索するもこちらはポイントを絞り切れず目撃なし。
最後に山梨県側に入り結構ホットなポイントがあるらしい辺りをウロウロするもセンスとガッツ不足で
未発見に終わりました(笑)
気になったのがいずれのポイントでも鹿の糞が無数に散乱していて、ウスバサイシンはちょろっとしか
見つからず、わずかな食草に無数の卵…。まだまだ健在と言われていた八ヶ岳周辺のヒメギフもなんだか
危険な状況に置かれているようです。