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「蝶の保護」の良し悪し(本気度)を見分ける方法

自分的に11月~12月は虫屋モードが完全にオフになります。
特に理由はないんですが体のリズムがそうなってる感じです(^^)
次シーズンの予定なんかは年が明けてからじゃないと気合いが入らないし
年末はなにかと忙しい時期なのでそういうことをあまり考えてないのもありますが。
ブログ記事もボヤキが多くなるかもしれませんが、また言ってるよぐらいに思ってくださいね。


さてタイトルのお話ですが結論を先に言うと
「ブログ等で保護の状況を発信しているか、していないか」です。

保護対象の種、産地は年々増えて離島なんかでも規制の話があるようです。なんとも息の詰まる
時代ですが、指定された保護地で持続的な環境の維持活動などが必要な場合、自治体や民間団体
ボランティア等が対応していると思いますがいつも心に引っ掛かることが一つ。

「なんで保護の状況をブログ等で発信しないの?」です。

町の財産を守りましょうみたいなある種、耳障りの良いあわよくば町おこしの餌にでも(実際
そういうとこあるケド…)なんてパフォーマンスは見るけど、真面目に取り組んでその様子を
公開してるとこってほぼない。

もちろん熱心に持続して発信しているところもあります。記事を読んでいて種の保存って
大変で、色んな障壁があって、一筋縄ではいかない苦悩が見てとれます。
「蝶を保護しています」の文言から想像できる状況と、実際の現場の状況は結構違ったり
してそういった現場の状況を発信することでこちらの理解や感心も深まるわけです。

ですがこういうのは極少数派。たいていは最初の数年だけ。なんとも腰抜け、適当。
こういう「ファッション保護」はそろそろやめにしてもらいたいなと思う。
ブログのトップに「〇〇保護します!皆さんもご協力を」と表示して満足みたいなの。
載せるんなら一回でもそのことに触れた記事を書けば説得力も増すと思うんだけどなぁ。
煽るだけ煽って数年で話題にも上がらなくなり、現地に出向いてみれば・・・。
たまに「〇〇県、〇〇チョウ、保護活動」なんかで検索すると何年も前の記事しか
出て来なかったり。なんだかなぁ。あとは条例制定がゴールでその後はパッとしないパターンとか
私怨、感情論先行型とか。

結局本気じゃないんですよね。なんか内輪で話が盛り上がって使命感に突き動かされて
踏み出してみたものの尻すぼみ。ブログで発信する覚悟もない。
ブログで発信するって覚悟がいると思うんです。
更新が止まれば突っ込まれるだろうし、絶滅させてしまえば批判を浴びる。持続も忍耐も
必要。要はその覚悟がなかったって自ら言ってるようにしか思えないんです。だって最後は
責任をうやむやにして逃げられるから。

ブログなんて20分ぐらいあれば立ち上げられるし無料だし、携帯かパソコンが有ればどこでも
更新できます。それこそ現地で携帯で写真を撮ってその場で投稿だってできます。
70歳オーバーの知り合いもせっせと更新してるし誰でもできる(笑)

そのひと手間をかけられない人がはたして持続的な種の保存なんて任務ができるのかと
単純に疑問なんです。
「蝶の保護」の良し悪し(本気度)を見分ける方法_a0235150_20371867.jpg

福島県西会津町のギフチョウ。懐かしいなぁ。今回の記事との関連?ございません(笑)
by aisutorium | 2015-12-11 20:45 | ボヤキ | Comments(0)

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