発生状況はいかに!?
2019年 04月 17日
新潟方面は海沿いの発生が早い産地でもまだ新鮮個体が見られるということで
かなりダラダラ発生なのかなと思います。
個体数は少なめとのこと。
今後、雪解けとともに発生する産地に期待しましょう!
雪深い山地方面はそれほどの積雪量はないとのことで、今後順調に晴れて
気温が高ければ一気に山沿いまで発生が進む可能性大です。
のんびり構えてると出遅れるかも!?
でも今年はGW前に大半終了なんてことはなさそうですがね(^^)
標高差をつけて何カ所か手持ちのポイントを用意して出かけるのが安心かも。
岐阜方面はつい先日出かけて来ました。
その様子は後日書くとして、中津川~恵那エリアの低地では意外にも新鮮個体。
翅のやわらかい個体も多く例年よりちょい遅めの感覚で良いかと。
いかにも良さそうな日当たりバンバンの尾根よりも発生地近くの林の中の陽だまりが良かったです。
しかしこのエリアは民家が近くて探しずらいですねぇ。
それを嫌って標高をあげたらぜんぜんおりませんでした。
ギフチョウの飼育の記事からこさせていただきました。
ギフチョウの採卵を行なってみたいのですがメスの餌はどのようなものを与えているのでしょうか。また採卵はどのようにすると成功しやすいのでしょうか。もしよろしければ、教えていただけると大変嬉しく思います。よろしくお願いします。
野外採集の♀であればなるべく新鮮な交尾済の個体が良いです。
餌はアクエリアスを与えています。
注射器やスポイトで口吻に米粒大の水滴を付けるとよく飲んでくれます。
採卵前は必ず与えましょう。
私の好みですが採卵用の食草はウスバサイシンかヒメカンアオイを使用しています。
これは♀が産卵体制に入る状況を作りやすいからです(個人的見解ですが…)
食草にとまらせた瞬間に産卵してくれることもあるんですが
いつもそうはいかないので♀が産卵しやすい条件として…
直射日光が大事です。十分に体を温めてください。
すると活発に動き回り前足でカリカリと食草をひっかくと直後に産卵します。
食草は葉が開ききると完全にぶら下がる体制になり産卵体制に入りにくいことがあるので(累代飼育で足が弱い個体やヒメギフなど特に)はホッチキスで葉を閉じた状態にすると母蝶はつかまりやすいようです。
まずは鉢植えにした食草に母蝶をとまらせ、プラケースなどをかぶせて逃げないようにし日向に出します。3月頃の陽気ならほっとけば産んでくれますが、4月以降は日差しが強いのでケース内が高温になり過ぎて死んでしまいます。最初日に当ててその後明るい日陰に移動するなど調整してください。
色んな母蝶で何回も試しているうちに要領がつかめてくるはずです。
失敗を恐れずに色々と試してみることをオススメします(^^)
疑問点があればいつでもお答えします。
本日、交尾済みのメスを採集したため採卵を試してみようと思いコメントさせていただきました。
食草としてはヒメカンアオイを用意してあるので明日、お教えいただいた方法で採卵してみようと思います。
蝶の採卵からの飼育は初めてなので、試行錯誤して頑張ってみたいと思います。
ありがとうございました。
無事に採卵できたようで安心しました!
新鮮な個体ならまだまだ産卵してくれるはずです(その後が大変ですが(^^))
孵化までは10日~2週間。
10匹だと100枚ぐらいのカンアオイが必要になるかと思います。ガンガン食いだすのは終齢からなので小さいうちに餌の確保をオススメします!