岐阜のギフ ~良い時期でした~
2019年 04月 21日
先週の話ですが、やはり気になって行って来ました!
中津川~恵那周辺を探してみることに。
この辺は雑木林が開発され切れ切れになった林で発生している感じですね。
とりあえず過去に訪れたことのある場所を見てみると季節感はピッタリ。
環境的には結構悪いのでいなくなっちゃったのかな…。
ここは深入りせずにもう少し規模の大きい林へ。
ヒメカンアオイの生える麓から登って行きます。
しかしネットを準備しておらずそのまま林の中へ…。油断しやがって。
まぁ明るいピークに出れば飛んでいるだろうと登って行くと1頭出てきた!
わずかな陽だまりを飛んでいました。
登り切った明るいピークにも飛んでいましたが、どうも林の中の陽だまりの方が良いらしい。
発生初期で谷を上がってきた♂が途中の陽だまりでフラフラしている感じ。
鮮度の良い個体が順調に出てきてくれ楽しい時間(^^)
未交尾の♀も出てきた!
余裕が出てきたので午後は場所を変えようと右往左往してみるも
民家の近くはなんとも探しにくい。
適当な小道も少なくて思うようにいきません。
標高を上げるとギフはぜんぜんいないけどカモシカが出てきた。
良さそうな環境はないかと歩いていると車を停めた脇のスミレにギフが飛んで来た!
これまたピカピカの♂。
林に入ってみると小さな木漏れ日にギフ。ちょいカケだけど綺麗!
もう1頭出てきたんですがこれは振り逃がす。。
なんとか新天地で追加でき、これにて終了!
この辺は愛知同様に小ぶりな個体の産地ながら
今回はしっかりとしたサイズの個体が多かったです!
そろそろ、私もそちらのトラ模様のヒメを狙いに参ります。
岐阜のは黒くてカッコイイです。小さいのから良いサイズのまで様々です!
季節的に長野~岐阜は平年並み、雪の多い新潟~長野北部も平年並みになった感じです。今後お天気が悪い日が多そうなのが気にかかります。。
ヒメ情報少なからずあるので必要であれば聞いてくださいね。
本日、幼虫が孵化しました。生まれたての幼虫の管理について教えていただきたいことがございます。
現在、孵化した幼虫を採卵した葉とともに飼育しているのですが、ウロウロと群れで動き回っているようです。新しく柔らかな葉を与えた方が良いのでしょうか?よろしくお願いします。
無事に孵化したようで良かったです!
最初は採卵したままの葉で大丈夫です。食べきる前に次の葉(昨年の古葉でなく新芽)を脇に置いておくと勝手に移ってくれます。数日ごとに摂食がとまる時がありますが、脱皮の準備なので2~3日じっとしたままです。
脱皮の際、葉を離れケースの隅でじっとしていたりしますが、無理に葉に戻さずそのまま放置で大丈夫です。脱皮したら勝手にまた葉に戻ります。
こちらは早いものはもう終齢になっています。
孵化から1ヶ月ぐらいで蛹になります。沢山新芽を食べてデカい蛹になってくれると良いですね!
もう終齢になっているのですね。飼育と野外からの採卵だとかなり成長段階が異なるのですね。面白いです。また、ご質問することがあるかもしれませんがその時はよろしくお願いします。
例年野外採集のものも飼育するので、累代飼育品は3月中に孵化させるようにしています。一気に飼育するのは大変なので(^^)
今後も何かあればご質問ください。